2011年10月30日日曜日

日本癌治療学会@名古屋へ行ってきました

10月27~29日、名古屋で開かれた日本癌治療学会に、スカラシップをいただいて参加してきました。

癌治療学会が患者&患者支援者(アドボケート)向けのプログラムを始めてくださって、今年で3年目。さまざまな試行錯誤があったと聞きますが、今年は、がん対策推進協議会や患者会活動でご活躍の5人の患者経験者が運営委員会をつくって準備してくれました。

参加者向けの用語集付きしおりの製作にはじまって、アドボケート向けのランチョンセミナーほかさまざまな準備、本当に大変だったと思います。

ありがとうございました!

なかでも好評だったのは、Meet the Professorのセッション。メンターセッションと発想は同じです。学術会議の本セッションを医療者(多くはセッションの座長をつとめられた先生!)の方々が素人にもわかるように解説してくださるというもの。

ほかにも、スカラシップをもらっての参加者には、ポスターセッションでの発表が課せられました。
ポスターセッションなんて、初めてです。
ドクター方のポスターセッション会場と同じテント内に、アドボケート(44人分)のコーナーが設けられていました。全国各地で患者会などをリードしてらっしゃる皆さんが、どんな活動をしてらっしゃるか、それぞれに工夫して発表されていて、互いの会話もはずみました。

わたしは任意団体「科学的根拠に基づくがん検診を考える会」の人間として参加させていただいたので、がん検診についての情報発信について発表。ちょっと毛色が違ってこんなんでいいのかしらんと心配でしたが、関心をもってくださる方もいて、ほっとしました。

また、一瞬でもがん検診の不利益について思いをめぐらせてもらえたらと、3つの設問をして、シールを貼って答えてもらう試みもしました。
これ、友人の患者経験者Hさんが、ポスター発表でつかわれていたアイデアを拝借したものです。
だ~れも答えてくれないかと思ったら、意外とたくさんの方がシールを貼ってくださって、感激でした。

参加者の背景からしてバイアスかかりまくり、アンケートとも呼べない代物ですが、結果はこんな感じでした。





がん検診って、今健康な人はがんのことを含めて詳しいことを知らないし、がんになっちゃった人は治療のことで忙しかったりで、やっぱりよく知らないし、なんだかとってもニッチな領域になっちゃってる気がします。
でも、受診者は「精密検査を」と言われただけで「わたしはがんだ」と思ってしまった
り、生検の結果待ちにひやひやしたり、さまざまな不安に襲われています。
そういう不安・負担を少しでも減らしてあげるのも、アドボケートとしてやれることかなという思いを強めてる今日この頃なので、こういう問いかけをしてみました。

学会では、本当に多くの学びと出会いをえることができました。
2週続けての学会参加で、もうお腹も頭もいっぱいですw
今夜はぐっすり眠れるかな?

2011年10月24日月曜日

通院&患者サロン


今日は通院&患者サロンの日でした。携帯を忘れたので、写真なしxxx

年に1度はと、マンモ&エコーを受けましたが、お陰様で異常ナシでした。前回同様、術側の胸にはダイヤモンドのようなキレイ(?)な粒が3つばかし写ってますが、手術と放射線の影響なんだそうです。心なしか、マンモの痛さが毎回減っていってる気がします。更年期症状が進んでるおかげでしょうか (^_^;

患者サロンは、通院先の病院で全がんを対象に月に一度開かれているおしゃべり会です。発起人の方が4年ほど前に始められましたが、最初2年はだ~れも来ない日が続いたそう。それでも続けてくださったおかげで、だんだん来る人が増えて、今日は総勢9名の参加でした。

また今日は、横浜での臨床腫瘍学会でお会いした、千葉大の”支えあう会「α」”の事務局長さんも遠路はるばる来てくださいました。昨日国がんで行われたピアサポートのシンポなどの動きもあるので、今、県内の拠点病院&患者サロンを回って話を聞いてくださっているそうです。こうして横のつながりがあるのは、とってもありがたいことです。

参加者は部位もさまざま、告知されてからの年数もさまざま。患者さんご本人だけでなく、ご家族もおいでです。それでも、術後の痛み、抗がん剤治療の後遺症、家族との接し方、主治医との接し方などなど、毎回たわいもない話からシリアスな話まで花が咲き、にぎやかなこと!

患者サロンに顔を出し始めて、まだ半年たっていません。きっかけはOne World プロジェクトでした。病院には先生方だけじゃなくて、相談支援センター、ソーシャルワーカーさん、看護師さん、薬剤師さん、患者会と、患者さんを支えようといういろんな立場の人たちがスタンバってくださっている。One Worldプロジェクトはそんな当たり前のことも教えてくれました。

自分の通院先でも、患者同士、励まし合うような活動をと思って通い始めたのですが、行ってみたら、単純にみんなとのおしゃべりが楽しい♪ みんなの話を聞いているだけで、なにか心のなかで解けていくものがあるのを感じます。「活動」だなんて肩に力を入れるのがアホらしく思えてくるほど、癒されている自分に少々驚いてもいます。

今日は、OneWorldプロジェクトの第三次募集のチラシも配らせてもらいました。
OneWorldプロジェクトのブログはこちら


2011年10月23日日曜日

日本乳癌検診学会@岡山へ行ってきました


ブログを開設したはいいけど、にゃんと、2ヵ月以上更新していない!


・・・お恥ずかしい限りです。


ブログというのは、構えてしまうとイカンのですね。
時間をおかずに、書ける範囲でどんどん書いてくほうがいいんだろな。


というわけで、報告。


10月20~21日、岡山で開かれた日本乳癌検診学会に勉強に行ってきました。
去年の福岡での学術総会に続き、2度目です。


福岡に引き続き、笠原先生をはじめとする全国集計委員会の先生方が、乳がん検診の現状について192万人のデータを集計した結果を報告してくだったり、とても勉強になりました。


受けた印象として、画像の判定・診断の質はどんどん向上している様子。質をしめす各種プロセス指標(精密検査に回される人の割合、がんの発見率などなど)を判断材料に、先生方、技師さん、検診担当者の皆さんが日々努力してくださっているおかげ。頭が下がります。


遅れているのは「制度的」な側面と感じました。検診データのデータベース化、検診業務の運営に関するチェック項目をいかに満たすかなどは、個人の検診履歴~治療履歴(個人情報!)をいかに一元管理するかとか、予算の問題と大きくかかわってきます。このあたりは、患者経験者・受診者の側からも、もっと声をあげて協力してかなきゃならんと思いました。質の高い検診の実現が、がんで亡くなる人を減らし、検診を受ける人たちの利益にもつながるのですから。


あと、「がん検診は見つけることより、死亡率を下げるためのもの」とか、「検診の不利益をどう受診者に伝えるか」という発表・発言がかなり増えてる!と感じました。USPSTFの推奨変更のインパクトは本当に大きかったのだなと改めて感じます。


来年の乳癌検診学会は11月上旬、な、な、なんと沖縄にて! どーする寺田、沖縄まで行くか!?



2011年8月15日月曜日

勉強会のお知らせ

One Worldプロジェクト報告会&メンターセッションのご案内


9月2日~4日、仙台で日本乳癌学会第19回学術総会が開かれます。それに参加する患者さん、患者支援者の皆さんを対象に、勉強会を開く企画をたてました。当日は、震災を受けて被災地のがん患者さんに必要な支援物資を届けようとスタートしたOne Worldプロジェクト(http://oneworldpro.jugem.jp/)についても、あわせてご報告させていただきます。 
学会には参加しないけれど、話を聞いてみたいという方も歓迎です。奮ってご参加ください~♪ 

■日時:平成23年9月2日(金) 19:20開会(19:10より受付開始) 
■場所:仙台市市民活動サポートセンター 研修室5 
センターのHP:http://www.sapo-sen.jp/ 
 (復興支援活動を行っている任意団体として、「One Worldプロジェクト」の名で場所をお借りしています) 
■参加費:500円 
■定員:45名 
■企画・運営:メンターセッションin仙台実行委員会 桜井なおみ・寺田真由美・三好綾(五十音順) 

■内容: 
19:20-19:45 第一部:One world プロジェクトのご報告 
19:45-20:45 第二部:乳癌学会メンターセッション 
 ・外科部門   谷野裕一先生(公立那賀病院 乳腺呼吸器外科医長) 
 ・腫瘍内科部門 徳留なほみ先生(乳腺専門医、がん薬物療法医) 
   ※やむを得ない事情で講師の先生が変更になる場合もあります、ご容赦ください。 
20:45 終了予定 

■お申し込み・お問い合せ先:mentorsession[at]gmail.com(連絡窓口担当:三好) 
参加ご希望の方は、氏名・所属(個人の方は不要)・電話番号・メールアドレスをご記入の上、メールにてお申込み下さい(アドレスの [at] を @ に変えてください)。
※先着順。定員を超えた場合はお断りする場合もありますのでご了承ください。 

■メンターセッションとは: 
学会に勉強のために参加するがん経験者やがん患者支援者向けに、学会で取り上げられるトピックについて医療者の方に分かりやすく解説していただく集まりです。米国サンアントニオ乳がん学会でも、地元患者会の主催で毎晩開かれています。その年、注目すべきトピックは何なのか、今どのような研究に力が入れられているのか、理解を深める恰好の場です。なおメンター(mentor)とは、指導者、助言者、恩師という意味の英語です。 

■お断りとお願い: 
この報告会&メンターセッションは、日本乳癌学会および第19回学術総会のプログラムではありません。参加者有志の企画・運営による自主独自のイベントです。 
また勉強会では、個別のケースについて、治療の相談に応じたりご質問にお答えすることはできませんので、あらかじめご了承ください。 

朝顔

暑さで目が覚めたおかげで、満開の朝顔を見られました。


2011年8月13日土曜日

ゴーヤ

二階まで伸びてきた、ゴーヤ。今年は豊作です(^-^)/



2011年8月12日金曜日

OneWorld/第二次募集

始めたはいいけど全然更新できていない、だめだめブログですが……。

【お知らせ・拡散希望】
One Worldプロジェクトの支援物資・第二次募集を8/22~26に行います! One Worldプロジェクトとは、被災地のがん患者さんにウィッグや帽子など、必要なケア用品を送ろうと4/11に始めたプロジェクトで、私も発起人の一人をつとめています。
第一次募集の際には、全国の皆さんから約1700コにのぼるウィッグをお寄せいただきました。それらの物資は被災地の20ヵ所の病院に送られて、相談支援センターや患者サロンなどを通して患者さんに手渡されています。


そのウィッグも、残りわずか十数個になりました。まだまだ支援を必要としている被災地。そこで支援物資の追加募集を行うことになりました。



詳しくはプロジェクトのブログをご覧ください。被災地を訪問した時のご報告、各病院から寄せられた声などもアップしています。

周りの方へのお知らせ用に、A4の紙2枚にまとめた募集要項もあります。


皆さまのご協力、よろしくお願いします <(_ _)>