2011年11月20日日曜日

J君と再会

去年の春まで約1年間、英語のブラッシュアップに個人レッスンをお願いしていたJ君。
アメリカへ帰ってしまったのだけど、休暇を利用して日本に里帰り旅行。
今日、ランチしに、うちへ遊びに来てくれました。
おみやげにジャムと紅茶とビールをいただきました。ありがと~。















まだ二十代、親子ほども年が違うんですが(汗)、とてもバランスの取れた好青年で、
レッスンで来てもらっていた時も、よく一緒に晩ご飯を食べながら
日本のこと、アメリカのこと、政治のこと、医療のこと、
あれこれ話がはずみました。

今日も、アメリカで続いている若者のデモンストレーションの話、
震災の話など、あれこれ。

彼と話をしていると、日米の違いのことをいろいろ考えます。
アメリカはやっぱり良くも悪くも個人主義の国。
個々人がそれぞれ、自分の主張や欲求を、日本人に比べたらダンチに明確に意識してると思います。
いろんな考えの人間が寄り集まって、ひとつの社会で生きていくにはルール、システムが必要。
そういうルール、システムがないと困るから、みんなが納得できるルールを作ろうとするし、
作ったら従おうとする。
従っている限り、あとは何をしようと個人の自由。

でも日本は、個人の主張や欲求より、集団が優先されがちと思います。
礼儀正しく、人に迷惑をかけないように、輪を大切にする。

それはすばらしい美徳だと思うのですが、
普段から個人より集団を優先しているような人たちにとって、
ルールはともすれば、ただの縛りに陥るキケンがあるような気がします。

ルールが必要、それがないと困るという共通認識があってこそ、
ルールが生きるように思うから。

追記)いや、その前に、日本人の場合
「自分はどうしたいのか」というビジョンの確認・意識化が必要なのかも。
それがないと、ただのお仕着せの規則になってしまう。。。



でも、今日、J君とひさびさに再会して話していて思いました。
アメリカだろうと日本だろうと、ひとつ共通していえるのは、
優先すべきは「人」であって、「ルール」や「システム」ではない、
そこを見誤るとおかしなことになるのかもしれません。

ブータンじゃないけれど、人が幸せに生きられる社会を大切にしなきゃと
あらためて思いました。

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